美容外科に少しでも興味のある看護師なら、誰しも自分に美容外科が向いてるんだろうか?向いてないんだろうか?と考えてしまうもの。
私も大学病院の病棟勤務の世界から美容外科への転職を決めた時には、向いてなかったらどうしよう・・・という不安は働くまで常にありましたね。
そんな不安を少しでも払拭できるように、ここでは、美容外科の看護師の向き不向きについて現役で美容外科の看護師として働く私からの視点で書いてみようと思います。
あなたは美容外科の看護師に向いてる?向いてない?
美容外科の看護師は、基本的にはオペ業務が中心ですから、オペ室での勤務が好きか嫌いかというところも大きいです。
手術前の準備から始まって、介助に集中して片づける・・・、これを毎日繰り返していく作業なので、病棟勤務の看護師とは全く違う仕事ですよね。
私自身は病棟では、突発的にいろんな業務が多重になって、てんぱってもう無理!と思うことがよくあったのですが、美容外科のオペ室で働き始めてからはそう思うことがなくなりました。
どちらかというと、淡々と目の前のことをこなしていく毎日になります。
私にとってはこれがマイペースで働けて心地が良い環境なんですよね。
だから、美容外科の看護師ってどちらかというと自分のペースを大切にしたい人や、目の前のことを黙々とこなしてくことが好きなタイプの看護師の方が向いてるのかなと私は思います。
もちろん、クリニックによってはオペの介助だけではなくて、レーザー脱毛があって施術をしたりすることもあれば、カウンセラーとして営業的な役割も看護師が担っているというクリニックもあります。
看護師一人で何役もこなしたいという人ならそういったクリニックを選ぶ方が面白いかもしれませんね。
逆に、美容外科の看護師が向いてない人は、華やかなおしゃれな世界で働ける!というようなイメージ先行で美容外科へ飛び込んでくるタイプの人ですね。
最初のとっかかりはそれでもいいと思います。
実際に私もそういった気持ちがなかったわけではありません。
でも、現場での仕事は華やかというよりかは、地味な仕事が中心です。
時にはお客様からのクレームを受けることだってあります。
病院も同じかもしれませんが、患者さんというよりもお客様として扱えるかどうかも大きいです。
お客様としてへりくだる部分がどうしてもあるので、こうした対応が耐えられないという看護師はすぐに病院へまた戻っていきます。
看護師として患者さまのためにという気持ちが強い人は、病院の方が働いていてやりがいを感じるでしょう。
美容外科では、看護技術の向上というよりかは、自分のペースで仕事をしたり日勤だけで働けるというところに充実感を覚える人の方が長く続けられると思います。
向き不向きは実際に働いてみないと分からないこと
でも、向き不向きは誰だってあると思うのですが、最終的には働いてみないと分からないことです。
全くの未経験なことを興味があるのに諦めてしまうことの方が後で後悔しませんか?
私はもともと美容外科に対しての興味があったので、行動へと移しましたが、結局最後は自分自身が決めることです。
たとえ向いてなかったとしても、向いてないという事実が分かったということだけです。
美容外科の看護師として最も採用されやすい年齢層は、20代半ばくらいから30代半ば。
ここを過ぎてしまった後に、あーあの時にどうして美容外科で一度でも働いてみなかったんだろう?と思うことのないようにしたいですよね。
美容外科の看護師に興味のある方へ
美容外科の看護師に興味が少しでもある方を応援しています!
人間関係が悪くて離職率も高そう・・・なんて思われることの多い世界ですが、そういったクリニックを選ばなければ大丈夫ですよ。
日勤だけで働けてしっかりと給料ももらえる美容外科は、病院勤務にちょっと疲れていたり、夜勤が入りたくないという方にとってはおすすめできる環境です。
美容外科はちょっと働くには厳しそう・・・と毛嫌いすることなく、ぜひ一度は足を運んで見学をしてほしいなと思います。
現場を見てみることで自分が働いている具体的なイメージができれば、きっとあなたも大丈夫です!
看護師の転職サイトを利用すればクリニックごとの仕事内容の違いや待遇面など具体的なことを教えてもらえますし、離職率が高くてすぐに辞めてしまうようなクリニックを省いて紹介してもらえます。
転職サイトによっては、せっかく登録したのに「美容外科求人・・・0件」と出てくるようなところもあるので、美容外科求人もたくさん扱っている転職サイトをまとめてみました。
私が今働いているクリニックに転職したときに、実際に利用したところになります。