働きやすさ

美容外科の看護師は離職率が異常に高い!?【※原因や退職理由とは】

美容外科で働く看護師はすぐに辞めやすい・・・とよく言われることがありますが、美容外科の離職率が異常って本当なの!?

転職で美容外科クリニックに興味を持っている看護師にとっては、離職率って気になるポイントではないでしょうか?

日勤のみで働きやすいはずなのに、どうして離職率が高いのだろう・・・?と不思議に思いますよね。

ここでは、美容外科クリニックで現役ナースとして働く私が美容外科の離職率について、看護師が辞めてしまう原因や理由についてまとめてみました。

知っておくのと知らないのとでは転職後に大きな違いになります。

気になる方は最後までチェックしてみてくださいね。

美容外科の看護師の離職率ってどれくらい?

美容外科の看護師の離職率はハッキリ言って低くありません!

恐らく、看護師の転職サイトのコンサルタントに聞いても同じ答えは返ってくると思うのですが、一体どれくらいなのかというと、美容外科クリニックでは20~30%になっていいます。

10人の看護師が入職すれば、そのうちの2~3人は辞めていくというようなパターンですね。

病院の看護師の離職率がだいたい10%前後と言われているので、これは病院と比較しても離職率は高いと言えるでしょう。

私自身も大学病院から転職した一つ目の美容外科クリニックは、転職して3カ月程で辞めてしまいました。あまり大きな声では言えませんね・・・(´・ω・`)

(人間関係やクリニックの方針など、いろいろと合わない点がありましたから・・・)

看護師が美容外科を辞める原因・退職理由について

では、どうして美容外科へ転職してきた看護師はすぐに辞めてしまうのでしょうか。

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人間関係で辞めてしまう

病院でも美容外科のクリニックでも人間関係はどこでもあります。

でも、美容外科クリニックは病棟と違って職場の人間関係が悪ければ、狭い環境の中で逃げ場がありません。

苦手な人がいても病棟ならまだ逃げ場はあるのですが、クリニックの場合は、毎日日勤の業務なので合わない人がいれば、毎日顔を合わさなければいけない辛さがあります。

美に対しての意識が高い看護師も多いので、プライドが高くて性格的にきつい人もいたりもします。

あくまでも美容外科クリニックによりけりではありますが、人間関係が悪いクリニックもあって転職してきた新人看護師に対して扱いがひどいケースもあります。

私自身も以前働いていたクリニックで受けたのですが、半ばイジメのような陰口や悪口を当たり前のように言うようなところもあるので、クリニックの人間関係は良好かどうかは看護師が続けていけるかどうかを大きく左右します。

美容クリニックへのクレーム対応の問題

美容外科では、病院にはないクレームをお客様から受けることも多いです。

自由診療で行っているからこそ、多額の費用をかけて手術を受けている人もいます。

マナーや接遇面で厳しいことを言われたり、手術の仕上がりに対してのクレームを受けてしまうこともあります。

看護師が直接クレームを受けるということはほとんどないのですが、それでも受けてしまった場合には慣れていなければ精神的にもきついこともあるでしょう。

看護技術が身に付かない

美容外科クリニックで辞めていく看護師の中には、看護技術を忘れてしまうことが不安になって病院に戻る看護師も結構多いです。

美容外科を学びたくて転職してきた人も多いのですが、最初のうちは覚えることも多くて大変でも、しばらくすると看護技術を忘れてしまう不安の方が大きくなってしまうようです。

美容外科ならではのスキルを身に付けられても、美容外科クリニックで働いていた期間を臨床経験としてカウントしないような病院もあるのでその後のキャリアにも影響を及ぼします。

病院への未練がある人は、よく考えた上で美容外科への転職を決めた方がいいかもしれません。

美容外科に興味を持てない

日勤のみで高給与!というような求人のうたい文句に惹かれてしまい美容外科クリニックに転職したものの、そもそも、美容整形に関わるという特殊な仕事に興味を持てないまま終わる看護師もいます。

病院のように患者さんの怪我や病気が治ることにやりがいがあるわけではないので、働いているうちに疑問に思えてくることが原因となって辞めてしまう看護師もいます。

美容外科に転職をするのであれば、自分の本当のやりがいは何か・・・ということをよく考えてみるといいでしょう。

業務に飽きてしまう…

美容外科クリニック、美容脱毛専門の美容クリニックなどありますが、業務を続けて行く中で飽きてしまうという看護師も結構います。

特に、脱毛専門のクリニックの場合は、やることが照射なので飽きやすいというのはあるでしょう。

飽き性なタイプの人は、美容クリニックの中でも、手術も脱毛もやっているところや美容皮膚科もあるようなところを選ぶ方が勉強になります。

憧れが強すぎて辞めてしまう

美容外科クリニックへ転職すれば、病棟のように排泄物の処理はないし、高齢者看護をしなくて済む!何よりおしゃれな空間で働けて日勤だけで楽しい♪というイメージだけが先行してしまうことがあります。

でも、実際にはクレーム対応を受けることもあったり、クリニック全体の売り上げについて意識しながらも継続の手術をおすすめしたりといったこともしています。

お客様の中には、美意識が高い方が多いのでかなり情報を知っている人も多いですから、美容に対してのアンテナを常に張って勉強もしなければいけません。

病院とは違ったところでの大変さもあることを理解した上で、美容外科への転職は決めた方がいいですよ。

主にこうした理由から看護師は美容外科への転職後に辞めてしまいます。

離職率の低い美容クリニックへ転職するには?

病院から美容外科への転職をするなら、できるだけ転職後のギャップを減らす必要があります。

こうした美容外科クリニックの現状を知った上でも働いてみたい!と思った方は転職サイトを使って自分に合ったクリニックを探しましょう。

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