大手美容外科クリニックの看護師のやりがいってどこにあるのか気になる方も多いのでは?
私は大学病院で3年間、消化器外科病棟で働いた後に美容外科の看護師として働いていました。
一度、小さな美容外科クリニックへ転職したのですが、クリニックの方針が合わず人間関係も悪かった為にすぐに挫折してしまったものの美容への気持ちが諦めきれずに大手の美容外科クリニックに見事成功!
現在、3年半美容外科の看護師として働き続けています。
そんな私がこの仕事のやりがいと感じるところについて語ってみました。
美容外科クリニックに転職してもう一度新人を味わう・・・
ほとんどの看護師が病院からの転職組みになるとは思いますが、やはり美容外科クリニックでは高齢者相手ではないので緊張しました。
健康的な若い女性が多いので、それまで病気を抱えたおじいちゃんやおばあちゃんを相手にすることが多かった私にとっては最初は戸惑いもありました。
患者さんというよりも、お客様なので言葉遣いでも気を遣ったりすることも多かったですね。
美容外科は基本、オペ室なので機材について覚えたり、美容外科ならではの術式について覚えたりと最初は本当に大変な毎日でした。
新人看護師の頃をもう一度経験しているような感じです。
特に私が働いていた大学病院では、採血や点滴なども看護師がやってはいけない現場だったために、採血や点滴も何度も練習してできるようにしていきました。
家に帰ってからも清潔操作で覚えなければいけないこと、次の日の術式についてなど毎日勉強の日々が続きました。
まるで新卒の看護師だ・・・(;´∀`)これでいいのかな・・・と何度も落ち込むこともありました。
でも、これはどんな看護師でも病院から美容外科クリニックに環境が変われば通る道です。
最初の数か月くらいは大変で、やりがいなんて感じる暇もありませんでした。
私が美容外科でやりがいを感じ始めたのは・・・
やりがいを感じ始めたのは、5カ月が過ぎて人間関係にも仕事にも慣れてきてからですね。
最初の頃は、ただただ忙しかったということもあって、仕事のことをよく考えることもできずに、病気を治療することのない美容外科に対してやりがいを実感できなかったのが正直なところです。
でも、医師も看護師も全力でお客様の望みを叶えるために働いています。
手術が終わった後のお客様と話す機会があるのですが、手術前に悩んでいたお客様が手術を受けたことによって自分に自信を取り戻していく・・・
そんな女性をたくさん見ているうちに、美容外科って人の人生を変える力があるんだと思い始めました。
美容外科で働く医師も看護師もお客様のコンプレックスや悩みに真剣に向き合っています。
お客様の中には本当に死にたいくらいに容姿に悩みを抱えている人もいるのですが、そんなお客様が術後に性格も明るくなって変わられるのは私にとってのやりがいにつながっています。
後は、最初の頃は手際の悪さから医師に今度はこうしてね!と注意されることもありましたが、最近では、随分先を読めるよね!と医師から信頼してもらえていることが増えてきました。
こうした環境があることも、自分自身の成長を実感できてやりがいになっていると思います。
あなたの看護師としてのやりがいは何ですか?
今はまだやりがいが分からなかったり、やりがいを持てずに苦しんでいても、自分が興味のあることを続けているうちにやりがいが見えてくることがありますよ。
もし、美容外科への転職を選択肢の一つと考えているなら、働きながらやりがいを見つけていってもらいたいものです。
美容外科の看護師は、看護師としての技術が落ちていく・・・なんて言い方をされることもありますがそんなこと関係ありません。
確かに今から病棟に戻れと言われると手技とか覚えているかな…、忘れていることもあるな…と不安はありますが、私は今は美容外科のスペシャリストとしてやっていきたいという気持ちが強いです。
仕事に対して本気で目の前のことに取り組んでいる毎日があるから、やりがいを持って働くこともできていますよ。
人からどう見られるのかは関係なくて、自分自身がどう感じてやりがいを持って働けているのかが大切なのでは?と最近は感じますね。
あなたももし美容外科への道が気になっているのであれば、ぜひこの機会に飛び込んでみていくださいね。